銀歯の虫歯は怖い

スポンサーリンク

虫歯を一度治療すると、もう完治して二度と虫歯にかからないと安心してしまいますね。実はここに落とし穴があります。あなたは最後に歯科医院を受信したのはいつだったか覚えていますか?ましてや、現在自分の口の中に入っている銀歯や詰め物をいつ頃入れたのかしっかり覚えている人は少ないでしょう。また、治療済みの歯が数本ある場合だと、どの歯をいつ治療したのかなんて全く覚えていませんよね。

治療を終えて長く経過した虫歯が、銀歯や詰め物の中で再び虫歯になってしまうことがあるので注意が必要です。保険適用で入れた銀歯は非常に硬く、詰め物自体の耐久性は高いのですが、その反面歯との適合に限界があり、接着剤が劣化し隙間が空いてしまうことが多いようです。この隙間から虫歯菌が入り込んで治療した歯を再び虫歯にしてしまうことがあります。このような状況で痛みが出れば歯科医院を受診するでしょうが、多くの場合、特に大人になってからの虫歯は進行がゆっくりの場合が多く、進行した虫歯は症状が出ないことがほとんどなので自覚症状がありません。

自覚症状がないので銀歯の下や中の虫歯は発見が遅れる場合が多いのです。症状が出てから歯科医院を受診したら、もうかなり虫歯が進行していて最悪歯を抜かなければならない場合もあります。銀歯や詰め物をしたから大丈夫と思わないで、定期的な歯科検診が必要ですね。銀歯と歯の間には目には見えませんが、隙間が開いています。治療でう蝕を取り残した可能性もありますが、銀歯の隙間から細菌が入って虫歯になる可能性が大いに考えられるので、歯科医院で治療した歯もクリーニングをしてもらうなどのケアが必要です。

銀歯と歯の隙間に細菌が入るのを防ぐには、歯磨きしか防ぐ手立てはありません。特に食後3分以内に磨かなければ、口腔内に細菌が広がってしまいます。食べたらすぐ磨く、できれば間食後もすぐに歯磨きをしたほうがいいでしょう。すぐに磨けない場合は糖分を含むものを食べないことが不可欠です。夏場の飲料はお茶か水にして、糖分が入るスポーツドリンクなどは極力控えた方がいいです。後は、定期的な歯科検診を受けて、虫歯が進行しないうちに発見してもらいましょう。

スポンサーリンク

バイト求人探し inserted by FC2 system