虫歯 予防

虫歯を予防する具体的方法

虫歯になると嫌ですよね。歯科医院になんども通わなくてはならないし、費用もかかってしまいます。虫歯にならないように日頃から虫歯予防に気を付けたいのですが、どんなことに注意すればいいのでしょうか？虫歯予防は歯を磨くだけでは難しいものです。注意する点は「虫歯の原因を除去すること」と「虫歯の進行を止めること」の２点です。虫歯の原因を除去する具体的な方法は、やはり歯磨きです。その歯磨きも次の点に注意して行って下さい。

ますは夜の歯磨きを重点的に行うことです。朝や日中が忙しい人も、夜は時間的に余裕がありますよね。虫歯は就寝中に進行しやすいので、一日の中でも夜の歯磨きに重点をおいてください。すべてのプラークを夜に落とすことを心がけましょう。次に、歯並びが悪い部分を注意して磨くことです。歯並びが悪く、歯と歯が重なっている部分は特に虫歯になりやすい部分です。出来ればデンタルフロスなどを使用して、綺麗な表面を保てるように注意して磨いてください。この一手間で虫歯の発生率を下げることができます。

虫歯の進行を止めるために注意する点は、食生活の見直しです。まずは間食の回数を見直しましょう。ごく初期段階の虫歯は、唾液による再石灰化現象ほぼ自分で治せます。もし間食の回数が多いと、この自分で主場を治す作用が間に合わくなり、虫歯の進行を進めてしまいます。３度の食事の他の間食は極力避けるようにしたいものです。次に、就寝前の飲食は控えましょう。就寝直前に物を食べると寝るまでに唾液による自然修復が間に合いません。さらに就寝中は虫歯が最も進む条件がそろっています。なぜなら就寝中は唾液があまり出ないからです。したがって就寝前の飲食は虫歯になるリスクが非常に高いので控えるようにしたほうが無難です。

残念なことに間食をしてすぐに歯磨きをしても虫歯リスクは下げられません。やみくもに歯磨きの回数だけで予防を考えるのではなく、規則正しい食生活を行い唾液による歯の修復作業をしっかり行うという2つのアプローチで虫歯予防に注意したほうが確実です。