虫歯の痛みが治療に及ぼす影響

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虫歯にかかると、初めのうちは痛みを感じることはないのですが症状が進行するにつれ痛みが出てくるようになります。歯の痛みが出るようになって初めて虫歯になったと実感するものです。虫歯の痛みは、例えば甘いものを食べた時にたまに痛む程度の軽度なものでも放置すればすぐに進行しやがては我慢出来ない痛みが出てきます。

虫歯の進行は歯の外側を覆う固い部分“エナメル質”の表面から始まります。歯の表面が軽度な虫歯では、しみたり痛んだりする事はありません。痛みが出てくるようになるのは、エナメル質の下の“象牙質”にまで虫歯が進んだ時です。この状態まで虫歯が進行すると、甘い物を食べた時に痛んだり、冷たい物が沁みたりするようになります。 虫歯なったと自覚するのは虫歯がここまで進行し、痛みを感じてからが多いようです。この程度の虫歯なら一ヶ所につき1〜2回の治療で比較的簡単に治療することが可能です。

しかし虫歯の痛みがひどくないので治療せず放置していると、虫歯はどんどん進行し歯の神経である“歯髄”にまで虫歯が達してしまいます。ここまで虫歯が進行すると何もしていなくてもひどい痛みを感じるようになり虫歯を取るだけではなく、歯の神経の治療も必要になります。こうなってしまうと虫歯の治療が長期間にわたるようになってしまい、かなり面倒です。

 

さらに悪いことに、神経を取ってしまった歯は非常にもろくなります。もっと虫歯が進行してしまうと、やがては虫歯にかかった歯を残すことさえも困難になってしまいます。誰でも歯の痛みというのは嫌なものです。 定期的な検診によって、虫歯を初期のうちに発見できればほとんどの場合、痛みを感じずに完治することが可能です。 大人であれば6ヶ月、子供であれば3ヶ月に一回は、歯の痛みなどが無くても歯科検診を受けることをおすすめします。

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