残尿感の原因として考えられること

スポンサーリンク

残尿感が残るのはとても嫌ですね。トイレに行ってもスッキリしないこの原因は一体何なんでしょうか?残尿感の原因として考えられるのは膀胱炎や尿道炎、前立腺炎ですが、稀に膀胱ガンや膀胱結石が原因で症状が現れます。また女性の場合では子宮がんや子宮筋腫も疑いましょう。症状には頻尿を伴う場合もありますが、残尿感のみの場合は膀胱炎が多く、特に女性は尿道が短いので細菌が入りやすく膀胱炎を発症しやすいです。トイレを我慢しすぎたり生理前や疲労、冷えがきっかけとなって膀胱炎になる場合も多いので注意が必要です。

さらに注意したいことは、急性膀胱炎による膀胱刺激によるものと、膀胱の動きが悪く実際に尿が膀胱に残ってしまう神経因性膀胱のよって残尿感が残ります。急性膀胱炎は残尿感のほかに排尿痛や頻尿などの症状を伴います。神経因性膀胱は、子宮の手術や大腸の手術など下腹部の手術、脳梗塞、糖尿病、脊髄損傷などが原因で、膀胱の神経が損傷したために膀胱がうまく機能しない症状をさします。

膀胱炎になると排尿の最中に違和感を感じたり、排尿の終わりに痛みを感じます。この痛みと、頻尿、尿の濁りが膀胱炎の主な症状でそのほかに残尿感や血尿も現れます。神経因性膀胱になると排尿障害が起こります。尿は膀胱と尿道が働き排泄されますが、神経が病気になったり傷ついてしまうと神経因性膀胱となります。この排尿障害は神経疾患の合併症の一つで、放置すると尿路感染や腎機能障害など症状が進んでしまうことがあるので注意が必要です。

また、男性の場合前立腺異常などが原因で残尿感が強くなりますが次第に頻尿になっていきます。残尿感が強くなったら頻尿でなくても前立腺肥大を疑いましょう。前立腺肥大も初期の症状であれば投薬で治ります。多くの場合頻尿になって初めて異常を感じ泌尿器科を受診しますが、そのときには既に前立腺は肥大していて治療に手間がかかってしまいます。また高齢になると膀胱の収縮が悪くなり、残尿感を感じることがありますが、この場合はトイレをある程度我慢してから排尿するようにすると次第に改善されます。

スポンサーリンク

Page Top

バイト求人探し inserted by FC2 system