尿管結石が引き起こす残尿感は要注意

スポンサーリンク

尿管結石になると残尿感が強く感じれれるよになります。尿管結石とは、腎臓や尿管に結石ができる病気です。尿管に結石ができる詳しいメカニズムはまだはっきりしていませんが、結石の約8割がカルシウム結石です。またできる結石の種類によって尿酸結石、リン酸マグネシウムアンモニウム結石、シスチン結石に分類されます。尿管結石は近年増加傾向にあり、日本人の20人に1人は一生の間に経験するといわれています。20〜50代の人に多く発症し、特に男性は女性の2倍の確立で発症します。男性の場合、残尿感が強く感じられるようになったら前立腺肥大とともに、尿管結石も疑ったほうがいいでしょう。特に若い年代で残尿感が強いようならまずはこの病気を疑ってすぐに病院に行ってください。

尿管結石は、腎臓や膀胱および尿路系に沈着する様々な物質の結晶が原因で石ができてしまい。石ができた状態、および各部位に石が詰まった状態をいいます。尿管結石の発症は、95%以上は「上部尿路結石」と呼ばれるもので腎臓および尿管にできる結石です。残りの5%未満は、「下部尿路結石」と呼ばれるもので、膀胱や尿道にできる結石です。

結石がある程度の大きさまで成長し、それが元の発生位置から膀胱や尿道にに向かって移動するようになります。石が移動すると様々な症状が現れますが、まず突然、強烈に激しい差し込むような痛みを脇腹に感じるようになります。激しい吐き気や嘔吐の症状の他、血尿がでたり、下腹部や大腿部にも痛みを感じるようになります。移動した結石が小さかった場合は結石は尿とともに下の方に流れ、痛みも下腹部へと移動します。膀胱付近の尿管まで流れてくると、排尿しようとしても出にくかったり、残尿感が現れます。石が小さい場合は尿と一緒に体の外に出てしまいますが、大きめの石は尿管に詰まってしまいます。そのまま放置してしまうと、尿がせき止められて流れなくなり、腎臓が機能しなくなる恐れがあります。また、排尿困難な状態になり放置すれば極めて危険な状態に陥ります。

スポンサーリンク

Page Top

バイト求人探し inserted by FC2 system