残尿感を感じたらどの病院に行けばいいか
残尿感を感じて不快な場合、どの病院へ行けばいいのでしょうか？残尿感とは膀胱刺激症状の一種で、排尿後に不快感を感じる症状です。実際に膀胱や尿道に残尿があることは多くありません。この場合男女を問わず、様々な原因が考えられますが、50歳以上の男性の場合は前立腺肥大症が、女性の場合は急性膀胱炎による膀胱刺激による原因が考えられます。また、男女に関わらず何らかの理由により起こる神経因性膀胱が原因となる場合もあります。したがってまずは内科、または泌尿器科にかかり、膀胱炎、前立腺肥大を疑い検査してもらいましょう。
検査を受けてもまだ症状が改善されない場合は、ストレスによる心因的な要因が疑われます。この場合は心療内科や精神科にかかり、どのようなストレスが原因で残尿感に繋がっているのか探る必要があります。強いストレスがトラウマになってしまい、体には以上がないのに残尿感が感じられたり、頻尿になってしまう場合があります。強く緊張してしまう。またはトイレのことで以上に心配してしまう場合は抗うつ薬などの服用で精神の緊張を和らげると、症状が改善する場合があります。したがって泌尿器科や内科、婦人科で検査を受けて何も異常が見つからず症状が続くようであれば、心療内科を紹介してもらい受診したほうがいいでしょう。特に心理療法士によるカウセリングを受けると、自分も知らなかったトラウマが発見されて精神的に楽になりますよ。
また、鍼灸マッサージも効果的かもしれません。西洋医学で原因が発見出来ない場合、鍼灸治療をお薦めします。副作用も少なく、意外にも効果があったという体験談も聞くことができます。「腎」や「膀胱」といった東洋医学で定義される機能を鍼灸マッサージで治療することで本来の機能を回復させ、症状の改善につながる事も少なくありません。大病院で精密検査を受けても症状が改善されない場合は、鍼灸治療を試してみるのもいいかもしれませんね。
