残尿感の症状はどんな時に出るのか

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残尿感の症状はどのようなときに出てくるのでしょうか。残尿感という症状は排尿後もどうもすっきりしないとか、まだ尿が出たりないと感じたりする排尿障害の症状です。残尿感を覚え、実際に残尿の量が150ml以上となると頻尿の状態へ移っていきます。残尿感は前立腺肥大症の症状として考えられる代表的なものです。前立腺が大きくなると前立腺に囲まれている尿道が圧迫されます。そのため、膀胱排尿筋が働いて尿を出そうとしても尿がなかなか出なくなり、尿が尿道に残ってしまい残尿感を覚えるようになります。

前立腺肥大症になると、前立腺が大きくなるので尿道が圧迫され当然排尿困難を引き起こします。排尿困難とは次のような症状を指します。1.排出される尿の出が弱い2.排尿するまでに時間がかかる(尿を出したくてもなかなか出ない)3.排尿の時間が長くなった(正常な場合は20秒以内)4.尿が分かれる(尿の線が2本線を描く)5.排尿途中で尿が途切れる6.尿漏れ、以上ような症状です。また、前立腺肥大症が原因で尿が出ない尿閉となった場合は、かなり重症の病状なので緊急な治療が必要になります。

前立腺肥大の症状ですが病気が進むことで様々な排尿障害が起こります。ギイヨンの分類で第2期に当たる残尿期になると、前立腺肥大症が進行し尿道の圧迫がさらに悪化します。残尿期の代表的な症状は残尿感があること、尿がさらに出にくくなる、頻尿、尿が出なくなる(尿閉)が見られるようになります。さらに残尿感が強くなると尿路感染も引き起こしますので注意が必要です。尿閉については、尿閉の中でも急性尿閉に注意が必要です。急性尿閉の状態に陥ると顔面蒼白になる程の激しい痛みが突然襲い、気を失うこともあります。ここまで症状を悪化させないためにも残尿感が強くなったら早急な治療が必要です。

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