残尿感が引き起こす病気

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残尿感が気になるようになると、様々な病気を疑ったほうが安全です。残尿感はトイレでオシッコをしても何かまだ尿を出し切った感じがしない症状です。残尿感は単純にトイレに行く回数が増えるので面倒ですし精神的にも辛いですが、それ以上に心配なのが病気です。気をつけたい病気は数々あるのですが、まずは膀胱をはじめとした泌尿器系の病気です。また脳梗塞、脳腫瘍など、脳や神経に関連する病気も考えられますし、筋力の低下も原因のひとつとなります。残尿感は特に女性に多いのですが、骨盤の中にある臓器が下がってしまうことで症状が出ることがあるようです。

女性の残尿感で疑われる病気は、まず子宮や卵巣など女性器に関わる病気を疑いましょう。子宮筋腫や卵巣腫瘍になると、残尿感が強くなります。筋腫や腫瘍が大きくなると膀胱を圧迫するのが原因です。膀胱が圧迫されると、尿がさほど貯まらなくても尿意を感じるようになります。婦人系の病気は、年齢が高くなると罹りやすい病気ですので珍しい事ではありません。また骨盤臓器脱という病気が残尿感を強く感じます。これは膀胱や子宮など骨盤中にある臓器が膣から下がってしまい、尿管がつぶされて尿が出にくくなります。このため残尿感があるほか、うまく尿を排泄できないので頻尿の原因ともなります。

男性の残尿感で疑われる病気は、前立腺肥大症になります。前立腺は膀胱の出口付近にあり、加齢とともに男性ホルモンの異常によって前立腺が肥大してきます。大きくなった前立腺は尿の出を阻害し、またそれにより膀胱に負担をかけるため、残尿感が強くなるのです。また、排尿時に力を入れないと尿が出ない、尿意切迫感といって一度尿がしたいと思うと我慢できないといった症状もあります。症状が進行していくと、今度は逆に尿が出なくなってしまう尿閉になります。残尿感が強くなった男性は早めに前立腺の検査を受ける事をおすすめします。

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